OneDriveの同期を解除したいけれど、「ファイルが消えるのでは?」と不安になる方は多いです。特にデスクトップやドキュメントをOneDriveで同期している場合、解除後にどこに保存されるのか分かりにくいですよね。この記事では、OneDriveの同期を解除すると何が起こるのか、解除前に確認すべき点まで分かりやすく解説します。
- ✓OneDriveの同期を解除するとファイルがどうなるか分かる
- ✓同期解除・アンインストール・削除の違いが分かる
- ✓解除前に確認すべき注意点が分かる
onedriveの同期を解除するとどうなる?基本の仕組みを解説

OneDriveの同期を解除すると、基本的にはパソコンとOneDriveクラウドの同期が停止します。つまり、パソコン上のOneDriveフォルダーとクラウド上のOneDriveが自動で同じ状態に保たれなくなるということです。
Microsoft公式でも、OneDriveのリンク解除と再リンクではデータは失われず、ローカルフォルダーが一時的にクラウドから切り離されると説明されています。
OneDriveの同期解除は「ファイル削除」ではなく、パソコンとクラウドの接続を切る操作です
クラウド上のファイルは基本的に消えない
OneDriveの同期を解除しても、クラウド上に保存されているファイルが自動で削除されるわけではありません。OneDrive.comにサインインすれば、これまでアップロード・同期されていたファイルを確認できます。
ただし、同期中のOneDriveフォルダー内でファイルを削除すると、その削除操作がクラウド側にも反映されることがあります。同期解除前に不要だと思って削除してしまうと、クラウド側からも消える可能性があるため注意が必要です。
ヒントンパソコン内のOneDriveフォルダーは残ることが多い
同期を解除しても、パソコン内にあるOneDriveフォルダー自体は残るケースが多いです。Microsoftは、同期を停止したフォルダーはライブラリから切り離され、以前同期していたフォルダー内のファイルは保持されると説明しています。
つまり、同期解除後もパソコン内に残っているファイルはそのまま開ける場合があります。ただし、ファイルの状態によっては注意が必要です。
特にOneDriveのファイルオンデマンドを使っている場合、クラウド上にだけ実体があり、パソコンにはショートカットのような状態で表示されているファイルもあります。
オンライン専用ファイルはそのまま開けない場合がある
OneDriveには、パソコンの容量を節約するためにファイルをオンライン専用にできる機能があります。Microsoft公式では、オンライン専用ファイルを開くとデバイスにダウンロードされ、ローカルで利用可能になると説明されています。
そのため、同期解除前に一度も開いていないファイルや、オンライン専用のままになっているファイルは、解除後にパソコンだけでは開けない可能性があります。
解除前には、必要なファイルを右クリックして「このデバイス上に常に保持する」にしておくと安心です。これにより、必要なデータをパソコン側にも保存した状態にできます。
OneDriveの同期解除とアンインストール・削除の違い
OneDrive関連の操作には、「同期解除」「同期停止」「アンインストール」「ファイル削除」など似た言葉が多くあります。ここを混同すると、必要なファイルを失ったり、思ったように同期が止まらなかったりします。
安全に操作するには「同期を止めるだけなのか」「ファイルを消すのか」を明確にすることが大切です
同期解除はアカウントとの接続を切る操作
同期解除は、OneDriveアプリとMicrosoftアカウントの接続を切る操作です。Windowsでは、OneDriveの設定から「このPCのリンク解除」を選ぶ流れが案内されています。
同期解除をすると、そのパソコンではOneDriveとの自動同期が止まります。別のパソコンやスマホでOneDriveを使っている場合、それらの端末の同期まで止まるわけではありません。
たとえば、会社のパソコンだけ同期解除しても、スマホアプリや別の自宅PCでOneDriveにサインインしていれば、そちらからはファイルを確認できます。
アンインストールはアプリを消す操作
OneDriveのアンインストールは、パソコンからOneDriveアプリを削除する操作です。Microsoft公式では、OneDriveをオフにする、無効にする、アンインストールする方法が案内されています。
ただし、アンインストールしてもクラウド上のファイルが消えるわけではありません。OneDrive.comに保存されているデータは、アカウントにログインすれば確認できます。
一方で、アンインストール後は自動同期やエクスプローラー上でのOneDrive管理が使えなくなるため、再び同期したい場合はOneDriveアプリの再設定が必要です。
ファイル削除はデータそのものを消す操作
もっとも注意したいのが、ファイル削除です。OneDriveフォルダー内のファイルを削除すると、同期が有効な状態ではクラウド側にも削除が反映される場合があります。
「同期を解除したいだけ」なのに、OneDriveフォルダー内のファイルをまとめて削除するのは危険です。パソコンの容量を空けたい場合は、削除ではなく「空き領域を増やす」や「同期するフォルダーの選択」を使うほうが安全です。



OneDriveの同期を解除する前に確認すべきこと


OneDriveの同期解除は比較的簡単ですが、何も確認せずに進めると「ファイルが見当たらない」「デスクトップの場所が変わった」と感じることがあります。解除前に見るべきポイントを整理しておきましょう。
必要なファイルがローカルに保存されているか確認する
まず確認したいのは、必要なファイルが本当にパソコン内に保存されているかどうかです。OneDriveのファイルオンデマンドでは、ファイルが見えていても実体はクラウド上にある場合があります。
Microsoft公式では、ファイルをオフラインでも使えるようにするには、右クリックして「このデバイス上に常に保持する」を選ぶ方法が案内されています。
特に、仕事の資料、写真、請求書、バックアップしておきたい書類などは、解除前に開けるか確認しておくと安心です。
同期解除前に、重要ファイルは「このデバイス上に常に保持する」にしておくと安全です
デスクトップ・ドキュメント・写真の場所を確認する
OneDriveでは、デスクトップ、ドキュメント、写真フォルダーをバックアップ対象にしている場合があります。MicrosoftのOneDriveヘルプでも、デスクトップ・ドキュメント・ピクチャのバックアップは主要トピックとして案内されています。
この設定が有効になっていると、普段のデスクトップやドキュメントが、実はOneDrive配下に保存されていることがあります。
同期解除後に「デスクトップのファイルが消えた」と感じる場合でも、実際にはOneDriveフォルダー内やクラウド上に残っていることがあります。焦って削除せず、OneDrive.comやエクスプローラー内のOneDriveフォルダーを確認しましょう。
共有ファイルや共同編集ファイルを確認する
OneDriveは、ファイル共有やMicrosoft 365ドキュメントの共同作業にも使われます。MicrosoftはOneDriveについて、ファイルの共有や複数デバイスでのアクセス、Microsoft 365ドキュメントの共同作業ができるクラウドストレージサービスと説明しています。
そのため、共有中のファイルを扱っている場合は、同期解除後の編集方法も確認しておきましょう。同期解除後にパソコン内の古いファイルを編集しても、クラウド側に自動反映されない場合があります。
共有相手と同じファイルを更新しているつもりが、実際にはローカルコピーだけを編集していた、というトラブルにつながることもあります。



OneDriveの同期解除でよくある疑問と対処法
ここでは、OneDriveの同期解除でよくある疑問をまとめます。解除後に慌てないためにも、事前に挙動を理解しておきましょう。
同期解除後もOneDrive.comでは見られる?
クラウド上に保存されているファイルは、基本的にOneDrive.comにログインすれば確認できます。同期解除はパソコンとの接続を切る操作であり、クラウド上の保存データを消す操作ではありません。
ただし、同期されていなかったローカルファイルは、クラウドにアップロードされていない可能性があります。同期エラーが出ていたファイルや、アップロード待ちだったファイルがある場合は、解除前に状態を確認しましょう。
解除後にファイルを編集するとどうなる?
同期解除後にパソコン内に残ったファイルを編集しても、その変更は自動ではOneDriveに反映されません。クラウド側とパソコン側が切り離されているためです。
Microsoft公式では、リンク解除中に加えた変更は、再リンクが完了すると同期されると説明されています。
ただし、再リンク時に同名ファイルや保存場所の違いがあると、重複ファイルができたり、どちらが最新版か分かりにくくなったりする場合があります。重要なファイルは、解除前にバックアップを取っておくと安心です。
一部のフォルダーだけ同期をやめることはできる?
OneDriveでは、すべての同期を解除しなくても、同期するフォルダーを選べます。Microsoft公式では、アカウントタブから「フォルダーの選択」を開き、同期したくないフォルダーのチェックを外す方法が案内されています。
「OneDrive自体は使いたいけれど、特定のフォルダーだけパソコンに同期したくない」という場合は、この方法が向いています。
たとえば、写真フォルダーはクラウドに残したまま、パソコンには仕事用フォルダーだけ同期する、といった使い方も可能です。



パソコンの容量を空けたい場合はどうする?
パソコンの容量を空けたいだけなら、同期解除よりもファイルオンデマンドの活用が向いている場合があります。Microsoft公式では、OneDriveのファイルオンデマンドにより、ファイルをオンライン専用にしてデバイスの容量を節約できると説明されています。
ローカルに置かなくてよいファイルは「空き領域を増やす」にすることで、クラウドには残しながらパソコンの容量を減らせます。
ただし、オンライン専用にしたファイルは、インターネット接続がない環境では開けない場合があります。外出先やオフライン環境で使うファイルは、事前にダウンロードしておきましょう。
容量不足の解消が目的なら、同期解除より先に「空き領域を増やす」を検討しましょう
関連する質問
OneDriveの同期を解除するとデータは消えますか?
OneDriveの同期を解除しても、クラウド上に保存されているデータは消えません。解除後も、OneDrive.comにサインインすれば、以前のファイルを確認できます。ただし、同期解除前にファイルを削除すると、その削除がクラウドにも反映されるので注意が必要です。
OneDriveの同期を解除したらファイルは削除されますか?
同期を解除しても、パソコン内のOneDriveフォルダーは残りますが、オンライン専用のファイルは開けなくなる可能性があります。必要なファイルは、事前に「このデバイス上に常に保持する」を選択しておくと安心です。
OneDriveの同期を解除するとどうなる?
OneDriveの同期を解除すると、パソコンとクラウドの接続が切れ、自動同期が停止します。これにより、パソコン上のOneDriveフォルダーはそのまま残りますが、オンライン専用ファイルは開けなくなることがあります。
まとめ
OneDriveの同期を解除すると、パソコンとOneDriveクラウドの自動同期が止まります。基本的には、クラウド上のファイルが勝手に消えるわけではありません。Microsoft公式でも、リンク解除と再リンクによってデータは失われないと説明されています。
ただし、ファイルオンデマンドでオンライン専用になっているファイルは、パソコン内に実体がない場合があります。また、同期中にOneDriveフォルダー内のファイルを削除すると、クラウド側にも削除が反映される可能性があるため注意が必要です。
OneDriveを解除する前には、重要ファイルを開けるか確認し、必要なものは「このデバイス上に常に保持する」にしておくと安心です。デスクトップ、ドキュメント、写真がOneDrive配下にある場合もあるため、保存場所も確認しておきましょう。
OneDriveを完全にやめたいのか、一部フォルダーだけ同期を止めたいのか、パソコンの容量を空けたいだけなのかによって、最適な操作は変わります。目的に合わせて、同期解除、フォルダー選択、空き領域の確保を使い分けることが大切です。










